体外衝撃波(ESWT)とは

体外衝撃波のイメージ写真

衝撃波治療は、専用の医療機器を使って皮膚の上から体の深部に衝撃波を与えることにより、損傷していることを認識させ自己治癒力を高めさせ、組織再生・疼痛緩和を得る治療法です。
刺激を受けた組織の細胞が活性化され、骨折治癒・腱の再生といった効果が確認されています。さらに痛みを引き起こしている神経の状態の改善と筋緊張の緩和により、即時的かつ長期的な除痛効果が示されています。従来の治療では痛みがなかなか治まらない方に対しても、効果が認められています。

当クリニックで導入している治療機器

治療機器のイメージ写真

当クリニックでは、BTL-6000 TopLine Magnumを導入しております。皮膚の上から患部に向かって衝撃波を照射する機器で、空気圧によって加速されたエネルギーが組織内を拡散して伝播していき、患部の周辺組織にまで、くまなく衝撃波が届きます。

効果が期待できる疾患

  • 足底筋膜炎足底筋膜炎
  • 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
  • 手根管症候群手根管症候群
  • 五十肩(肩関節周囲炎)五十肩(肩関節周囲炎)
  • アキレス腱炎アキレス腱炎
  • 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

治療の流れ・回数

まず問診やレントゲン検査・超音波検査などで現在の状況を確認し、適応が認められましたら実際に施術を行います。(1回あたり3~5分程度の施術となります。)
1週間に1回、3~5回程度の治療を基本としています。

副作用・リスク

体外衝撃波治療は重篤な副作用が起こりにくく、痛みをとるうえで効果的な療法ですが、以下のような症状が起こることもあります。

  • 衝撃波を照射した部位の点状出血や腫脹、治療後の痛み
  • 稀に、患部の感覚が変化するなどの神経障害

通常はいずれも一過性のものに留まり、時間の経過とともに快方に向かいます。

料金

学生 1回 2,200円(税込)
一般 1回 3,300円(税込)
  • 初回は医師の診察が必要です。
  • 体外衝撃波治療は健康保険の適応がないため、自費診療となります。
  • 保険の関係上、原則として初診時に同日での治療は行っておりません。
  • 初診以降の対外衝撃波治療(ESWT)の治療には必ず、予約が必要になりますのでご注意ください。